ぼっち「（あ…、ジャージ、ライブハウスに忘れて来ちゃった…）」

スターリー　練習場

ぼっち「（今日、暑かったから脱いで練習場の机に置いたまま忘れたんだった、
よかった、電車乗る前に思い出して）」ｶﾞﾗｯ

喜多「えっ…！？」

ぼっち「え…？」

喜多「ひ、ひとりちゃん！？え、あ…、か、帰ったんじゃあ…！？」

ぼっち「え、あ、そ、その…わ、忘れ物しちゃって…その」

喜多「あ、あーそうなのね、あ、そ、それってひょっとして、ジャージのこと、かしら」

ぼっち「え…、ええ…、そ、そですね、そうなんですけど…えっと喜多ちゃん…その」

ぼっち「な、なんでわたしのジャージ、着てるんですか…？」

喜多「……え、えっとぉ」

うんうん

喜多「こ、これはあのっ…、そう…、き、着心地、その…ひ、ひとりちゃん、いつもこのジャージ
着てるからっ…そのっ、ど、どんな着心地なのかなっ…、あ、ははっ」

ぼっち「あ、あ、そ、そですか、き、着心地…」

喜多「う、うん、そう。た、確かにいい匂い…、あ、いや、楽ちんで動きやすいし、え、演奏しやすいからっ、
い、いいわよね、ジャージっ、あ、あのっ、か、勝手に着てご、ごめんなさいっ、か、返すねっこれ」

ぼっち「え、あ、は、はい」

喜多「あ、あのっ、そ、それじゃわ、わたし、これで帰るからっ、そ、それじゃっ」

ぼっち「え、あ、あの、き、喜多ちゃん！？」

帰り

喜多「（みられた…見られた…、ああ、見られてしまった…、ど、どうしよ、ひとりちゃんのジャージが
あってつい…、ごまかしたけ、絶対変なやつって思われた…、明日から…会うの気まずい…

私のバカ…なんであんなことっ…///）」


……

ぼっち「（喜多ちゃん…、いつもおしゃれな恰好してるのに…こんな芋ジャージに興味あったんだ…）」

ぼっち「（……）」ｽﾝｽﾝ

ぼっち「（ジャージ…、ちょっと喜多ちゃんの匂いする…ような）」

ぼっち「（って、な、なに考えてるんだわたし…、か、帰ろもう…///）

いいね

その夜　ぼっちの部屋

ぼっち「んっ…、んっ…♡はあ…はあ…すう…すう…♡」

ぼっち「（あ、あれ…、何やってんだろ私…、けど、ジャージの匂い嗅いでたらなんか…
喜多ちゃんのことで頭がいっぱいになってお腹の下が変な気分になって…）んっ…、んっ…♡」

ぼっち「すう…はあ…、喜多ちゃん…喜多ちゃん…んっ…あっ…♡」ｸﾁｭｸﾁｭ

ぼっち「んっ…、んっ…あっ…、喜多ちゃっ…、イっ…♡」ﾋﾞｸﾝｯ

ぼっち「はあ…、はあ…♡」

翌日 スターリーにて

ぼっち「……////」


虹夏「どうしたんだろぼっちちゃん、なんか今日、いつもより無口で様子おかしくない？」

リョウ「うん、それに心なしか顔も赤いし、郁代、何か知ってる？」

喜多ちゃん「えっ、あ、い、いや…そのっ、ど、どうしたんですかね、あはは…」

喜多ちゃん「……」

…

喜多ちゃん「あ、あの…、ひとりちゃん…、その…」

ぼっち「えっ！？」

喜多ちゃん「あ、あの…その…、昨日のことなんだけど…、その、わたし…///」

ぼっち「え、あっ、あのっ…、そのっ…/////ご、ごめんなさいっ、わ、わたしちょっとトイレにっ…////」

喜多ちゃん「え、あ、あのっ、ひ、ひとりちゃんっ…！？」

虹夏「あれ…ぼっちちゃんどうしたんだろ…顔真っ赤にしてトイレ駆け込んじゃった」

リョウ「様子おかしかったのは、お腹の調子わるかったのかな…って郁代、どしたの顔真っ青だけど」

喜多ちゃん「……あ、ああ…」

喜多ちゃん「（や、やっぱり昨日の一件でひとりちゃんに避けられてる…、引かれてるんだ
そりゃそうよね、人のジャージ着るなんておかしいものね…、、わたしっ…ああもうっ！
私のバカっ…、なんであんなことっ）」


トイレ

ぼっち「（ああもう…、どうしよう…、喜多ちゃんの近くいて、喜多ちゃんの匂い嗅いじゃうとまたわたし…
どうしよう…、喜多ちゃんの顔…恥ずかしくてまともにみれない…////）」


おわり